春休み中の小学生対象 子ども寺子屋
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、春休み中の小学生を対象にした体験教室「子ども寺子屋」を3日間行い、30日に田楽座稽古場で発表会を開きました。 今回の体験教室には、伊那市内の小学生28人が参加しました。 子ども寺子屋は、子ども達に昔ながらの伝統芸能に触れてもらおうと、田楽座が7年前から行っています。 3日目のこの日は、家族を招待して発表会が開かれました。 子ども達は、3日間練習してきた花笠音頭や太鼓を披露しました。 花笠は、子ども達が1人1つ手作りしたものです。 太鼓では、テンポに合わせて交代しながら打つ「打ち合わせ太鼓」を披露しました。 発表が終わると「初めてやったけれどうまくできた」「新しい友達ができて良かった」など感想を話していました。 田楽座では「体験をきっかけにテレビやスマートフォンではなく、生で見る伝統芸能に興味を持ってもらえると嬉しい」と話していました。 体験教室は、8月にも開かれる予定です。