不燃・粗大ゴミ処理一本化で鳩吹に長い列
4月から上伊那地域の不燃ゴミと粗大ゴミの処理が、箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化されます。これに伴い、現在、伊那市の処理を行っている、横山の鳩吹クリーンセンターには、駆け込みで粗大ゴミを持ち込む人の長い列ができています。 伊那市では、鳩吹クリーンセンターで不燃ゴミと粗大ゴミの処理を行っていますが、クリーンセンター八乙女に一本化されることから、近くにあるうちに処理をしようと、先週から持ち込みが増えているということです。 毎年、年度末は持ち込みが増えるということですが、現在鳩吹には例年の3倍以上となるおよそ350台の車が、毎日列を作っているということです。 訪れたある男性は「八乙女は行くまでに今の倍以上かかる。近くにあるうちに持ってきた」と話していました。 鳩吹クリーンセンターの田中金吾所長は「長い列にはなっているが、持ってくるときが一番良いとき。4月以降は処理をしていないので間違えないようにしてほしい」と話していました。 上伊那広域連合では、人口減少が進む中、運営費が削減できるとして、平成29年度から処理をクリーンセンター八乙女に一本化することを決めました。 また、合わせてゴミの計画的な収集を進めるため、処理場への持ち込み料金の値上げも行います。 これまでは10キロにつき100円でしたが、4月からは20キロ以下は400円、それ以上は10キロ増えるごとに200円ずつ加算されることになっています。 上伊那広域連合では「現在量の少ないゴミの持ち込みが多い。小さいものは指定の袋に入れて、ゴミステーションに捨ててもらいたい」と話しています。