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1911/(火)

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伊那谷名物珍味弁当 100食完売

伊那公園桜愛護会が販売

伊那谷名物珍味弁当 100食完売
伊那谷名物珍味弁当 100食完売

伊那市の伊那公園で9日桜まつりが開かれ、その呼び物としてざざむしなどの昆虫や熊肉などのジビエが入った伊那谷名物珍味弁当が販売されました。 桜まつりが開かれた伊那公園では珍味弁当が1つ1,500円で100食販売されました。 珍味弁当にはカイコのさなぎ、オオスズメバチの幼虫、蜂の子、イナゴの佃煮、ざざむしの佃煮、寒ぶな、猪の肉煮、鹿肉のから揚げ、熊肉の味噌和えが入っています。

珍味の一つ ざざむし

伊那谷名物珍味弁当 100食完売
昆虫やジビエが入った珍味弁当

珍味の一つ、ざざむしは伊那谷を流れる天竜川に生息する水生昆虫です。 12月になるとざざむし漁が始まり寒さの厳しいこの時期に採れたものは脂がのっておいしいといわれています。

会員「昔は貴重なタンパク源」

伊那谷名物珍味弁当 100食完売
珍味の一つ ざざむし 昔は貴重なタンパク源

この珍味弁当を考案したのは伊那公園を管理している地元有志の伊那公園桜愛護会の会員です。 会員にはざざむし採りの名人や蜂追いの達人、ジビエの料理人などその道のプロが揃っています。 愛護会の会員は「昔昆虫は貴重なタンパク源だった。伊那谷に伝わる食文化を伝えていきたい。」と話していました。 この珍味弁当は100食用意されましたが、それでは足りなかったということで愛護会では「もっと 多く用意したかったが昆虫やジビエを調達するのは大変でこれが精一杯です。」と話していました。

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