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オリジナルの獅子舞作りへ

伊那小4年毅組が田楽座と交流

オリジナルの獅子舞作りへ

 伊那市の伊那小学校4年毅組(竹内薫教諭、30人)は13日、同市富県の歌舞劇団・田楽座との獅子舞交流をした。富県の稽古場を訪れた児童たちは、間近で見るプロの民俗芸能の披露に興奮し、目を輝かせながら拍手を贈っていた。
 昨年から、総合活動で獅子舞の練習をしている毅組は、自分たち独自の・ス獅子舞・スの研究のために、田楽座に交流を申し入れた。伊那市西箕輪の羽広獅子舞との出会いをきっかけに、昨年10月末の校内音楽会では、獅子頭、囃子(はやし)、舞などを見真似でつくり、披露。ダンボール製の獅子頭は、羽広の雄雌2頭に対して、子獅子を含めた3頭を作った。
 交流は獅子頭の種類や起源などの解説のほか、国内各地域に伝わる舞の種類を実演するなどの講座。児童らは「獅子舞はどういうアイデアで舞がつくられるの」「外国にも獅子舞はあるの」「舞うときに気をつけていることは」など、矢継ぎ早に質問を投げかけていた。
 稽古場では、毅組の手作り獅子舞の発表や田楽座の太鼓の演奏などのミニ公演もあった。
 池上春樹君は「獅子舞のことがよく分かってうれしかった。これでもっとうまく獅子舞がつくれると思う」と目を輝かせ、少し興奮ぎみだった。

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