上伊那森林組合 ペレット販売量過去最高
販売額も1億円の大台に
上伊那森林組合の昨年度の木質ペレット燃料の販売量は、2,655トンで過去最高となりました。 上伊那森林組合の総代会が、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれ、昨年度の実績が報告されました。 ペレット燃料の販売量は、前の年度と比べて33%増の2,655トンで、工場操業以来最高の数字となりました。 公共施設へのペレットストーブ導入などで需要が拡大傾向にあり、売上高も1億円余りとなりました。 一方、昨年度の全体の収支は、231万円の赤字でした。 原因として、原価割れの製品を販売せざるを得なかったことや、公共土木事業の減少などをあげています。 組合長の白鳥孝伊那市長は、「木質バイオマスエネルギーへの関心の高まりを追い風にとらえ、安定経営を図っていきたい」と話していました。