旬の味「なばな」の摘み取りはじまる
伊那市富県の遊休荒廃地を活用した「なばな」の畑で、24日から摘み取りが始まりました。 伊那市富県のたかずや運動公園近くにある畑、およそ3千平方メートルになばなが植えられています。 「農林産物直売所たかずや」が有休荒廃地を活用して作っていて、この日はおよそ20人が摘み取りをしました。 なばなは、菜の花を食用に品種改良したもので、花が開く前のつぼみの状態が一番味が良いということです。 訪れた人たちは、見定めながら摘み取っていました。 この日摘み取りに訪れた人は「周りの人と話をしながら収穫ができるので楽しい。旬の味を楽しみたい」と話していました。 朝晩の冷え込みで例年よりも1週間ほど遅い摘み取りとなりましたが、あたりの桜の開花も遅れたため、現在、摘み取りと一緒に桜を楽しむこともできます。 直売所の埋橋一(かず)代表は「自然を感じながら旬の野菜の摘み取りを体験して欲しい」と話していました。 摘み取りは5月上旬までで、午後1時から午後6時まで、1袋200円で摘み取りをすることができます。