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5カ国の料理を作り食文化学ぶ

はなまる地域探検隊 恒例の新春国際交流会

5カ国の料理を作り食文化学ぶ

 伊那市内の小中学生を対象に体験活動の場を提供する事業「はなまる地域探検隊」は14日、市駅前ビル・いなっせで新春国際交流会を開いた。日本近隣の中国、韓国など5カ国から講師を招き、それぞれの食文化を学習し調理。でき上がった料理を囲んで、子どもたちは異国間の交流を深めた。
 世界に視野を広げ、海外の人たちとの出会いを通じて、心の通じ合う喜びを体験する恒例行事。児童約70人と、バングラディッシュ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国出身者の信州大学生や国際交流員など5人が参加した。
 調理は5カ国の班に分かれて、ビーフカレーやフレンチトースト、水餃子(ぎょうざ)などの料理に挑戦。見慣れない調理方法に少し戸惑う児童たちだったが、野菜を切ったり、餃子の具を摘めるなどの指導を受けながら一生懸命仕上げた。
 伊那小5年の梶原史都君(11)は「世界にはいろいろな料理があることが分かった。どの国の料理もうまくでき上がっているので、おいしそう」と話していた。
 韓国出身の信州大学院生・李俊衡さんは「韓国の食文化を伝えることができたし、子どもたちと遊びながら楽しかった」と満足の様子だった。
 料理が完成すると、食事と談話で交流。各国のあいさつなど、言葉の文化についても学習した。

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