春の叙勲 木下茂人さん
春の叙勲が発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、地方自治功労で、伊那市美篶の木下茂人さんが旭日小綬章を受章しました。 木下さん「自分と向き合って一生懸命やってきたという感じですね。こんなありがたい章をいただいて感謝しております」 伊那市美篶の木下茂人さん82歳。 県職員を経て、1995年の県議選に伊那市区から出馬し初当選を果たしました。 5期20年、2015年まで県議会議員を、平成22年には副議長を務めました。 県政運営には「現場主義」をモットーに取り組んできたといいます。 木下さん「まず現場に飛んで行って現場を見てから話をする。そういうことに心がけてまいりました。現場主義ってことなんでしょうかね」 農林業の振興に尽力し、三峰川総合開発事業に係る水利権取得などに取り組みました。 木下さん「地域の人たちはここに水が流れてるということは当たり前だと思っていると思うんですね。ですが、一時期問題になったことがありまして。きちんとした形で水利権として固めておかなきゃいけないなあと痛感しまして、そういう運動をしてまいりました。農家の、農業の代表だという気持ちで県政に取り組んでまいりました」 木下さんは、長い間支えきてくれた支持者に感謝を伝えたいと話します。 木下さん「こんな無名な私を支援してくれた支持者の皆様に感謝しております」