南箕輪村 南原保育園と大芝高原屋内運動場の整備に交付金
11日からの臨時議会に補正予算提出
南箕輪村は、南原保育園と大芝高原屋内運動場の増改築で、合わせて1億円の交付金を受けることが決まりました。 8日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、説明がありました。 国が今年2月に募集した地方創生拠点整備交付金の2次分で、村は南原保育園と大芝高原屋内運動場の整備事業を応募したところ、先月28日に決定の内示を受けたということです。
園児数の増加により手狭となっている南原保育園は、保育室2部屋と地域住民との交流の場となる世代間交流室を園庭に建設します。 他に給食室も整備する計画で、増築面積は合わせて200平方メートルとなっています。 事業費は1億円で、うち5千万円を国の交付金で賄うことができます。 南原保育園の園児数は、今月1日現在定員150人に対し167人となっています。 未満児およそ30人が他の保育園に通っているということですが、整備により来年度から南原保育園に通えるようになるということです。
大芝高原屋内運動場は、土のコートを人工芝にし、フットサルなど屋内スポーツの新規需要の獲得を図ります。 新たに127平方メートル増築し、トレーニング室や多目的トイレを新設します。 事業費は、1億5千万円で、うち5千万円を国の交付金で賄うことができます。 国の交付金の予算額は313億円で、長野県は4億9千万円分が選ばれ、うち20%にあたる1億円が村の事業分だということです。 整備にかかる事業費は、11日からの臨時議会に補正予算案として提出されます。