政策金融公庫 創業テーマ出前講座
信州大学農学部の卒業後の進路について考えるキャリアデザインの授業で、日本政策金融公庫が、創業をテーマにした出前授業を、25日に行いました。 出前授業には、農学部の2年生の希望者120人ほどが参加しました。 日本政策金融公庫は、将来の起業家の育成につなげようと、同様の出前講座を高校などでも開いています。 この日は、公庫の職員が創業をとりまく状況やビジネスプランの評価について話をしました。 職員は、「1975年ごろには、日本の開業率は5.9%だったが、2009年には2%に落ち込み、反対に、廃業率は、3.5%から6.2%に増えている。このままでは企業自体の数が減少し続けてしまう」と現状を説明していました。 この出前授業は、信州大学農学部のキャリアデザインの講座の1つとして開かれたもので、企業でのインターンシップを希望する学生は必須科目となっています。 キャリアデザインの講義は今回を含め、8回開かれます。