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193/(火)

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出水期を前に消防団が水防訓練

辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団133人が参加

出水期を前に消防団が水防訓練

梅雨による水害が発生しやすい時期を前に、辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団は水防訓練を、13日に行いました。 箕輪町のみのわ天竜公園で訓練が行われ、箕輪町は班長以上、辰野町と南箕輪村は部長以上の団員、合わせて133人が参加しました。 伊那建設事務所の職員が講師となり、川の氾濫による被害を防ぐための応急的な措置を学びました。 最初に全員でロープの結び方を確認したあと、3つの班に分かれて訓練を行いました。  樹木を河川に入れ堤防の決壊を防ぐ「木流し工法」では、重しの土のうをロープで木に結び付ける作業を行いました。  「積み土のう工法」では、水が流れ出たりしないよう隙間がないように積んでいきました。  堤防に浸透する水を遮断し決壊を防ぐ「シート張り工法」では、水中に固定するための骨組みとなる竹や、重しとなる土のうを結びつけていました。  訓練は、上伊那北部消防連絡協議会が、出水期を前に毎年5月に行っているものです。  協議会では、昔から行われている水防技術を継承し、災害時には的確に行動できるようにしていきたいと話していました。

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