駒ヶ岳ロープウェイ50周年記念オリジナル純米大吟醸 販売
500mL入り 3,000(税込)
日本で最も標高の高い場所を走る中央アルプスの駒ヶ岳ロープウェイの開業50周年を記念した日本酒が、13日、雪の中から掘り出されました。 13日は、雨の降る中ロープウェイの終点となる標高2,612メートルの駒ヶ岳千畳敷ホテル周辺で、中央アルプス観光の関係者らが掘り出しました。 この日本酒は、ロープウェイの開業50周年を記念して中央アルプス観光が 伊那市の宮島酒店に依頼したオリジナル純米大吟醸「滲」です。 去年12月に仕込み、2月におよそ2メートル雪を掘ってその中でおよそ3か月熟成させました。 酒瓶を入れた箱が雪の中から顔を出すと、蓋を開けて確認していました。 滲は、中央アルプスの水を使って無農薬で栽培した酒米を50%精米したものです。 開業50周年を迎え新たな目玉商品にしようと企画されたもので、標高の高い山の雪の中で熟成させることで、女性でも飲みやすい仕上がりになるということです。 今年は500本限定で作られました。 千畳敷ホテルに移動すると、試飲会が開かれ、応募した参加者らおよそ10人が早速味わいました。 参加者は、雪の中に埋めたものとそうでないものを飲み比べていました。 駒ヶ岳ロープウェイは、1967年7月に開業しました。 駒ヶ根市内のバス停から山頂までをおよそ1時間で結び、夏の登山シーズンを中心に年間21万人が利用しています。 オリジナル純米大吟醸「滲」は、500ミリリットル入り税込3,000円です。 千畳敷ホテルの売店で販売している他、中央アルプス観光のHPからも購入することができます。