塚原信州珍味 アメリカにいなごや蜂の子を発送
今後は海外に生産拠点設置へ
伊那市の塚原信州珍味では、アメリカの食品会社に発送するいなごや蜂の子の瓶詰作業が行われています。 伊那市上新田の塚原信州珍味です。 22日は、店長の塚原慎也さんが蜂の子の佃煮を調理していました。 塚原では、いなごや蜂の子、ザザムシといった昆虫食の加工、販売を行っています。 瓶詰しているのは、来週ロサンゼルスの食品会社に発送するものです。 平成26年にオランダで開かれた昆虫食の学会でいなごや蜂の子を提供したところ好評で、今月に入り知り合いの大学教授を通じて注文が入ったということです。 今月16日に1回目の発送を行い、蜂の子の瓶詰120個、いなご280個を送りました。 塚原保治社長によりますと、世界では昆虫食が貧困地域の飢えを救う可能性があると注目されているということです。 塚原では、蜂の子を1瓶1,000円で、いなごは350円で発送しています。 今後は、安定的に供給するため、国外に原材料の生産拠点を設ける計画です。