熱帯アメリカ原産のアリアケカズラ咲く
中川村渡場の西永愛子さん
中川村渡場の西永愛子さん(パート)のガラス温室で、珍しい熱帯アメリカ原産のアリアケカズラ(有明葛)が咲き始め、話題になっている。
キョウチクトウ科のアラマンダ属の植物で、つる性ではないが、温室の天井を這うよう枝を伸ばし、先端に鮮黄色のラッパ状の大輪花を次々と咲かせている。
10年前に種苗会社から苗を取り寄せ、鉢植えで育てたが、一向に咲く気配がなく、5年前に温室に地植えにしたところ、枝を伸ばし、葉を茂らせ、3年前に初めて花が咲いた。花は3月末ころまで咲き続けるという。
西永さんは「花の直径は10センチ余と大きく豪華、花の少ない冬場に咲くので、これからも大切に育てたい」と話している。