空き店舗に協同事務所オープンへ
地元有志が起業や街の将来について意見交換をする「ローカルベンチャーミーティング」が始まって1年がたちました。 伊那市の中心市街地の空き店舗で、そのミーティングの参加者3人が協同事務所を来月オープンします。 26日は事務所で開業を目指す3人が準備を進めていました。 デザイナーの土田智さんは、自宅を事務所にしていました。 人とのつながりや、倉庫を確保したいと考えこの場所を借りる事にしました。 ライターで主婦の井崎由華さんです。 子育て中の母親がパソコン等のスキルを活かし、自宅でできる仕事を紹介する会社の設立を目指します。 雑貨店を営む平賀裕子さんは、地元の有機野菜を知ってもらいたいと新たに八百屋を始めます。 業種の異なる3人が協同事務所として、この場所でそれぞれの仕事を始めます。 3人の繋がりは、起業や街の将来について意見交換をする「ローカルベンチャーミーティング」です。 2016年5月から毎月一回中心市街地で開かれ、起業に向け空き物件の見学なども行なってきました。 意見交換が始まって1年がたち空き店舗を活用して開業できる事になりました。 建物を管理する酒井一雄さんです。 この日は、準備の進み具合を見に来ました。 事務所は来月、順次オープンしていくという事です。