水神町で炊き出し訓練
伊那市山寺の水神町で地震を想定した防災訓練が11日に行われ、炊き出しの実演を中心に防災への理解を深めました。 指導したのは、松本市でレストランを営む浅田 修吉さんです。 浅田さんは、阪神淡路大震災や東日本大震災・熊本地震などに出向いて炊き出しのボランティアを行っています。 この調理法は、1人前の具材をビニールに入れ、お湯の沸いた大なべで火を通すものです。 非常時に大変貴重になる水を節約できるほか、食器が必要ないなどのメリットがあります。 11日は、チーズリゾット、オムレツ、サバの味噌煮など5品を作りました。 完成すると参加者が早速味わっていました。 水神町では、防災マップや安否確認のリストを作成するなど防災に力を入れています。 水神町自主防災会では、様々な企画を通して住民の防災への意識を高めていきたいとしています。