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伊那市福祉まちづくりセンター 建て替えへ

伊那市福祉まちづくりセンター 建て替えへ

伊那市山寺の、伊那市社会福祉協議会が入っている「福祉まちづくりセンター」が、現在の場所に新しく建て替えられることがわかりました。 13日に開かれた市議会一般質問で、議員の質問に対し白鳥孝市長が答えたものです。 福祉まちづくりセンターは、昭和39年に建てられた「旧伊那中央総合病院」の外来診療棟を改修して、平成17年から活用されています。 鉄筋コンクリート造り3階建てで、延床面積は3千300平方メートルです。 建築から50年以上が経過し、耐震性に問題があることから、伊那市や社協の職員でつくるプロジェクトチームが、「耐震改修」と「建て替え」の両面から検討を進めてきました。 検討の結果、「旧中央病院時代に5回の増改築を行っていることから、耐震改修には新築と同額程度の費用がかかる」として、現在の場所に新しく建て替えられることでまとまりました。 白鳥市長は「まだ建て替えの方が良いという検討結果がまとまった程度。細かい部分についてはこれから検討を進めていきたい」と話していました。 伊那市では「できる限り早い対応をしていきたい」として、来年度予算に設計費を盛り込めるよう準備を進めていきたいとしています。

高遠総合支所移転 住民「議論深めてほしい」

伊那市福祉まちづくりセンター 建て替えへ

また、この日の一般質問では、耐震性の問題で、高遠町保健センターへの移転が検討されている高遠町総合支所を、新築建て替えする考えはないかとの質問がありました。 議場には、高遠町地区の区長などおよそ50人が傍聴に訪れました。 質問に対し白鳥市長は、「保健センターへの移転であれば現在の総合支所の機能を維持するために早期の移転が可能」とした上で「新築建て替えであれば、社会情勢を見ながら時間をかけて検討する必要がある。継続的な機能維持を考えると難しい」と話しました。 傍聴に訪れていた高遠町地区区長会の高橋進会長は「早期の移転を考えると耐震の問題がつきまといジレンマではあるが、もう少し議論を深めて欲しい」と話していました。

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