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信州伊那高遠の四季展 休止に

信州伊那高遠の四季展 休止に

 旧高遠町時代の2000年から、3年に一度全国公募で行われてきた、信州伊那高遠の四季展が、休止となることがわかりました。  休止となることがきまり、伊那市の信州高遠美術館では、第1回から6回までの回顧展が開かれています。  会場には、歴代の入賞作品が展示されています。  高遠の四季展は、高遠の自然や風景を題材とした3年に1度の公募展です。 高遠を知ってもらい多くの人たちに町を訪れてほしいと2000年から始まりました。  第1回は、平山郁夫さんが審査長を務めるなど著名な画家が審査員を務め、全国各地から作品の応募がありました。  これまで、のべ2,441人から、3,229点が寄せられています。  伊那市教育委員会では、2015年までの6回の開催で、高遠の名を周知でき一定の成果を得られたことや、市民全体の関心が高まらないこと、協賛金を得ることが難しい状態になったことなどから、来年の休止を決めました。 今後は若手作家の育成や東京芸術大学との連携事業などにシフトしたいとしています。  四季展の発起人で、一水会常任委員・日展会友の画家・竹内徹さんは、休止の知らせに「非常に残念」と話しています。  事務局を務める信州高遠美術館には、すでに何件かの休止に対する問い合わせが来ているということです。

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