屋内野球練習場 新組織で検討へ
10年後の長野国体を視野に
伊那市の白鳥孝市長は伊那スタジアム近くに建設を計画していた屋内野球練習場について計画を凍結し新たに立ち上げる検討組織で規模や場所などを決めていくとの方針を示しました。 15日開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 市によりますと屋内野球練習場は伊那スタジアム近くの松林を伐採し建設する計画でした。 練習場は縦25メートル横15メートルのテント形式の建物で事業費は1,600万円となっています。 この計画についてスポーツ関係者から意見を聞いたところ「狭くて練習にならない」などの意見が出されたことから市は事業を一旦凍結することにしました。 今後については新たに検討組織を立ち上げ規模や建設場所を決めていくということです。 伊那市では10年後の長野国体ではソフトボールの会場となることも視野にいれ、時間をかけていいものをつくりたいとしています。
事故防止で伊那スタジアムレフト側にネット設置へ
白鳥市長はほかに4月から利用が始まった伊那スタジアムについて事故防止のためネット設置を前提に検討していくとの考えを示しました。 伊那スタジアムのレフト側はネットがなく道路にボールが飛び出し危険なため周辺への安全配慮として設置するものです。 またレフト側は外から球場内が見えることからその対策も講じていくとしています。 一般質問ではほかに伊那市高遠町が日本で最も美しい村連合に加盟していることを受け、それにふさわしい案内看板を3年計画で進めていくとの考えも示しました。