高遠さくら祭り 今年度は1,500万円の黒字を見込む
職員の人件費などは除く
伊那市の経済建設委員会協議会が19日に開かれ、今年の高遠城址公園さくら祭りの収支が1,500万円の黒字を見込むことが報告されました。 収入合計は、前の年より800万円多い9,400万円、職員の人件費などを除いた支出合計は400万円多い7,900万円で、全体の収支は1,500万円の黒字となる見通しです。 今年のさくら祭りの有料入園期間は、4月11日から29日までの19日間で、有料入園者数は前の年より約1万1,000人多い16万7,282人でした。 議員からは、「桜の管理には年間を通じて費用がかかるので、市民からもいくらかは入園料をとってもいいのではないかという声が寄せられている」「入園者数もだが宿泊者数の増減も調べたほうがいいのでは」などの意見が出ていました。 市では、「入園者数を増やす努力を続けると同時に、地域経済が活性化する仕組みづくりを考えていきたい」と話していました。