10年先見据え 伊那市商工業振興ビジョン 策定へ
伊那市は、10年先を見据えた商工業の持続的な発展に向け、方向性や戦略を打ち出す「伊那市商工業振興ビジョン」を策定します。 20日は、市役所で商工業振興審議会が開かれ、ビジョン策定について諮問しました。 ビジョンは、人口減少や、リニア中央新幹線の開業など、今後、10年先を見据えた商工業の持続的な発展に向け、方向性や成長戦略を打ち出していこうと策定されるものです。 計画期間は平成31年度から40年度までの10年間で、事業者アンケートやパブリックコメントを活用して、市民ニーズを把握・分析し、計画に反映させる計画です。 中村和之会長は「みなさんそれぞれの立場で、伊那市がどのように発展していくべきなのか意見を出し合い、ビジョンをつくっていきたい」と話していました。 ビジョンについては、今後、審議会を3つの専門部会に分けて検討し、来年9月までにまとめて答申する計画です。