伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
1210/(土)

ニュース

夏山シーズンを前に西駒山荘へ荷揚げ

夏山シーズンを前に西駒山荘へ荷揚げ

本格的な夏山シーズンを前に、中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に向けて20日、ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われました。 この日は午前5時頃から、資材や食料、ガスなどの荷物を吊るしたヘリコプターが、伊那市横山の鳩吹公園から西駒山荘へと向かいました。 歩いて5時間かかる道のりを、ヘリコプターは5分程度で往復します。 西駒山荘は、中央アルプス将棊頭山山頂直下の、標高2,685メートルにある山小屋です。 去年は7月9日から90日間の営業で、およそ1,100人が利用しました。 この日は、輸送された荷物を小屋に運び入れるために、管理人の宮下拓也さんら3人も、ヘリコプターで小屋に向かいました。 宮下さんは「いよいよシーズンが来た、という気持ちと、これから長いな、という気持ちが入り混じっている」と話していました。 西駒山荘の営業は7月8日から10月9日までの予定で、1泊2食付きで8,500円、素泊まりが6,000円となっています。 沢筋にはまだ1メートルほど積雪があることから、宮下さんは「登るときには、十分に注意してほしい」と話しています。

前のページに戻る 一覧に戻る