空き家の適正管理と利活用 上伊那で情報共有
今年度1回目の会議
空き家の適正管理と利活用について県と市町村が連携を図る「空き家対策上伊那地域連絡会」が21日に伊那合同庁舎で開かれ、各市町村の今年度の取り組みについて報告がありました。 今年度1回目の会議が開かれ、各市町村の取り組みを報告しました。 「空家等対策計画」をまだ策定していない伊那市と南箕輪村は、今年度中に策定する計画です。 また南箕輪村は、村内の空き家を会場にした有料のDIY講座を企画しているという事です。 県からは、各市町村が個別に運営している空き家バンクの情報を広域的に集約し、全国版の空き家バンクを構築する国の取り組みが報告されました。 県内の空き家の数はここ20年で2倍の19万4千戸に増加しています。 伊那建設事務所の林明範建築課長は「積極的に情報を共有して取り組みを進めていきたい」と話していました。