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赤穂南小で歯の授業

赤穂南小で歯の授業

 80歳になっても自分の歯を20本維持しよう竏窒ニ日本歯科医師会などが中心になって呼び掛けるキャンペーン「こども8020推進事業」の対象校として上伊那で唯一指定されている駒ケ根市の赤穂南小学校(白鳥彰政校長)で16日、5年3組の児童を対象にした歯の授業があった。講師は辰野町の歯科医で県歯科医師会地域保健部員の村上順彦さん。村上さんは歯の役割や、よくかむことの大切さをユーモアを交えながら説明し、かむことで脳が活性化される証明として記憶力のテストを行った。児童らに風景や動物などのスライド写真15枚を2セット見せ、この中に違うものが何枚あったかをチェックさせる。1回目のテストの後、2回目は児童らにガムをかませながら、別の写真を使って同じテストをすると、全員が1回目と同じか良い成績を挙げた。児童や見守る教諭らは「不思議」「これからはガムをかみながら勉強しよう」などと感心した様子で話し合っていた=写真。
 5年生の残る2クラスも19日に同様の授業を受ける。同小は「歯の日」や「歯ッピータイム」を設けるなどして児童の虫歯予防に力を入れていて、05年には県歯科医師会が選ぶ「良い歯の学校」最優秀校にも選ばれた。

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