IoT技術の活用について学ぶ
あらゆる物とインターネットがつながることで新たな価値を生み出す、「IoT技術」を事業に活用するためのセミナーが27日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 会場には、商工業者や一般など、およそ30人が集まりました。 総務省の地域おこし企業人として、民間から伊那市役所に派遣されている平井孝明さんが講師を務め、製造業や工業に導入されている最新のIoT事例を紹介しました。 平井さんは「IoTを導入すると、いつもの業務が数値化され、目に見えるようになり、それを分析することで、事業の省力化、最適化につながる」と説明していました。 平井さんは「すでに教育や農業などでIoT技術が活用されている。まずはIoTを知るところから始めてほしい」と話していました。 衣類を取り扱っているというある参加者は「必要なサイズや数が、数値化され予測できるようになれば無駄を省ける。費用の問題をクリアできれば導入したい」と話していました。