信州DC開幕 飯田線リレー号運行
JR各社や県、市町村が連携した大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」が開幕しました。 1日はJR飯田線の臨時観光列車「飯田線リレー号」が運行し、伊那市駅では地域住民が観光客を出迎えました。 飯田線リレー号は新宿発の特急「木曽あずさ号」に接続する臨時観光列車で、辰野駅から駒ヶ根駅までを運行しました。 伊那市駅では15分間停車し、 長谷中学校の生徒が太鼓の演奏で乗客を出迎えました。 いなごやざざむしなど伊那の名物が試食できるコーナーも設けられ、乗客がその味覚を味わっていました。 構内では列車の記念乗車券が販売され、鉄道ファンが列を作っていました。 信州デスティネーションキャンペーンはJR各社と県、市町村が連携した大型観光キャンペーンで、長野県で行われるのは7年ぶりです。 車内では高校生や地域住民が観光アテンダントとなり、地域の魅力をPRしました。 駒ヶ根市にある大田切橋の上では列車が1分ほど停車しました。 県によると観光目的での停車は飯田線では初だということです。 晴れていれば2つのアルプスを見ることができるビューポイントですが、1日はあいにくの天候のため山を見ることはできなかったようです。 信州DCは、9月までの3か月間で、県内各地でイベント列車を運行し長野県の観光地をPRしていくということです。 飯田線リレー号は8月26日と9月9日にも運行されます。