路線価公表 いなっせ前は22年連続下落
1平方メートルあたり4万2千円
相続税や贈与税を算定する基準となる路線価が、3日に公表され、伊那税務署管内の最高路線価は22年連続の下落となりました。 関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり4万2千円、去年に比べて千円減でした。 管内の最高路線価の下落は、平成8年から22年連続となっています。 路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準的な価格です。 相続税や贈与税の算定基準となるもので、毎年7月に国税庁が公表しています。 なお、県全体では10ある税務署の最高路線価のうち、長野市、佐久市、上田市、諏訪市が横ばいで、それ以外の6つの地域で下落したということです。