伊那市 東京五輪で東ティモールホストタウンに決定
伊那市は2020年の東京オリンピックで交流のある東ティモールのホストタウンに登録されました。 7日は第4次登録のホストタウンが発表がされ伊那市を含め新たに41件が認定されました。 ホストタウンはオリンピックの開催効果を全国に広げ、地域活性化や観光振興につなげる取り組みで、人的、経済的、文化的な相互交流を図るものです。 これまでに全国の179件が登録され、県内では7件が登録されています。 伊那市は、伊那市高遠町出身で、初代東ティモール大使の北原巖男さんが縁となり、2009年から交流を始め今回は、選手団の事前合宿誘致を行っています。 事前合宿の誘致をする中で、東ティモールとさらなる交流を深めようと、ホストタウンの登録を目指したという事です。 東ティモールと伊那との縁を作った北原さんはホストタウン決定について「伊那と東ティモールのさらなる文化交流のきっかになってほしいです」と話していました。 伊那市教育委員会の北原秀樹教育長は「東京五輪も東ティモールもさらに近くに感じられる。伊那市全体に歓迎ムードを高め、事前合宿誘致へはずみをつけたいです」と話していました。 伊那市ではオリンピック大会中の事前合宿や応援の他、大会直後には報告会などを開き、選手団との交流を計画しています。