きゅうりを供えて無病息災「瓜天王」
伊那市手良中坪で「きゅうり」を供えて無病息災を願う全国的にも珍しい祭りが14日おこなわれました。 神社に設けられた祭壇に供えているのは「きゅうり」です。 中坪では江戸時代からきゅうりを供えて無病息災を祈る「瓜天王」が毎年7月14日に行なわれています。 この日は、中坪八幡社の氏子や区の役員が神事を行い、地域住民の無病息災、五穀豊穣を祈りました。 瓜天王は、江戸時代に疫病が流行した中坪で初物のきゅうりを供え厄払いをしたのが始まりとされています。 祭りは午後9時まで行われ、住民がきゅうりをお供えに訪れるという事です。