九州北部の豪雨災害被災地に派遣
天竜川上流河川事務所から大分県へ
国土交通省天竜川上流河川事務所は、九州豪雨災害の被災地で被災状況を調査する支援要員としてTEC(テック)-FORCE(フォース)隊員を派遣しました。 17日は、出発式が駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で行われました。 派遣されるのは、天竜川上流河川事務所と、技術支援を行う南信防災情報協議会の職員8人です。 要請を受けて大分県日田市に派遣され、現地で砂防施設などの被災状況を調査します。 天竜川上流河川事務所の椎葉(しいば)秀作(しゅうさく)所長は「きわめてまれで甚大な被害が発生した災害。災害現場の状況がわからないままでは復旧作業が遅くなるので力を尽くしてほしい」とあいさつしました。 現地ではドローンを活用して、進入できない場所の調査や、航空写真による測量などを行うということです。 派遣された被災地でドローンを活用して調査を行うのは、天竜川上流河川事務所では今回が初だということです。 TEC-FORCEの隊員は、23日(日)まで被災地に派遣されます。