福島県の子どもたちが伊那の自然を満喫
福島第一原発事故により外で十分に遊べない子どもたちに自然を満喫してもらおうと「伊那谷親子リフレッシュツアー」が伊那市長谷で行われていて、参加者は22日、美和湖でカヌーを体験しました。 ツアーには福島県南相馬市在住の親子28人が参加しました。 22日はカヌー体験が行われ、参加者はカヌーを漕いだり、湖に入ったりして楽しんでいました。 ツアーは、放射能の影響が不安で外で十分に遊べない福島の子どもたちに自然を楽しんでもらおうと、上伊那の住民有志で作る伊那谷親子リフレッシュプロジェクトが行っていて、今年で5回目です。 参加者によると、事故から6年がたった今でも外で遊ぶことはほとんどなく、遊べる場所も除染された校庭などに限られるということです。 ツアーは21日から24日までの3泊4日の日程で、あすは川遊びや乗馬を体験する予定です。