クリエイティブ事業 事業所開設を補助
伊那市は、新たにインターネットに関連した事業や芸術関係などクリエイティブな事業で市内に事業所を開設する事業者に補助金を交付する産業誘致支援事業を始めました。 26日、開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。 この事業は、将来性が見込まれるクリエイティブ産業の誘致と、それによる若者の雇用を創出しようと、今年度の新規事業で実施するものです。 今年度当初予算に400万円を盛っていて、新たに事業所やサテライトオフィスを開設する事業に対し補助をします。 対象となるのは、ソフトウェアやゲームソフト開発などの情報サービス業やデザイン、著述といった芸術関連のクリエイティブ産業と言われる事業です。 事業所やサテライトオフィスを新築工事する場合の補助は上限額200万円、空き家等を購入して利用する場合は上限150万円となっています。
伊那市西町でHPの制作やアプリケーションの開発を行っている佐藤駿さんです。 佐藤さんは、2012年から事業を始めました。 佐藤さんは、「場所に縛られずに東京と同じような仕事の内容が地方でもできる。行政が後押しすることでクリエイターが増えていくと思う」と話していました。 伊那市では今後、東京や大阪など大都市でもPRし事業者を誘致したい考えです。