南ア林道 外来植物を抜き取り
伊那市長谷の南アルプス林道で林道沿いに生えている外来植物の抜き取り作業が28日行われました。 作業には15人が参加し、林道沿いの外来植物を抜き取りました。 これは、南アルプス食害対策協議会を構成する伊那市や南信森林管理署、信州大学農学部などが行っていて今年で4年目です。 今回は、標高1,680メートルの歌宿から大平山荘付近まで登りながらヒメジョオンやビロードモウズイカなどを除去しました。 信州大学の渡邉修(わたなべおさむ)准教授は、改修工事で他の場所から土を持ち込む場合に外来植物が入ってくる可能性が高くなる事から、工事した場所の継続的な観察が必要と話していました。 今回の作業でおよそ10キロの外来植物を除去したという事です。