市駅前の空き店舗を飲食店街に
山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトは、JR伊那市駅近くで長く空き店舗となっている8店舗を飲食店街として再生する計画です。 2日は、伊那市のタウンステーションいなまちで記者会見が開かれ、代表の八木択真さんが概要を説明しました。 再生するのは、JR伊那市駅近くにある中央商店街と呼ばれる場所です。 アスタルプロジェクトによりますと、ここは昭和30年頃できた場所で居酒屋やスナックなどが集まっていたということです。 しかし、それぞれの店で後継者がいないなどの理由で、10年ほど前から空き店舗になっていました。 現在空いている8店舗の所有者からアスタルプロジェクトが建物を譲り受けました。 今後は、外観などをリフォームし、伊那市の魅力を詰め込んだ飲食店街へ再生する計画です。 これから、出店者を公募し、来年の春か夏頃に一斉にオープンしたい考えで、家賃は4万円から8万円を見込んでいます。 アスタルプロジェクトは、この再生計画を成功させアルプスに囲まれた、この地域にしかない財産を活かし中心市街地と山岳観光の活性化につなげたいとしています。