無量寺でこぼうず修行
夏休みに合わせ、寺で修行体験をする子どもたちの1日こぼうず修行が2日、箕輪町の無量寺で行われました。 修行を通して正しい生活習慣や家族を大切にする心を育んでもらおうと、毎年開かれているもので、今年は小学1年生から6年生までの32人が集まりました。 初めに、入門式が行われ中川弘道住職は「素直な心を持って一日頑張って下さい」と呼びかけました。 この後子供たちは、本堂で中川住職に続いてお経をとなえました。 中には、足のしびれを切らす子どもの姿もありました。 続いて、本堂や境内の大掃除に取り掛かった子どもたちは、心を込めて丁寧に拭き清めていました。 掃除が終わると、お経を書き写す写経と仏の姿を筆でなぞる写仏など、お寺ならではの体験をしました。 1.2年生は、仏が描かれた紙に色を自由に塗り、3.4年生は写仏をしました。 5.6年生は仏の教えを262文字にまとめた般若心経を書き写していました。 子ども達は、心を落ち着かせ取り組んでいました。 こぼうず修行は、毎年定員を上回る人数が集まり2日間の日程で行われていて、3日も30人ほどの子ども達が無量寺を訪れることになっています。