蛍のエサ「カワニナ」放流
蛍を増やすため、エサとなる貝の一種カワニナの稚貝の放流が3日、伊那市東春近で行われました。 放流したカワニナの稚貝は、伊那カワニナ養殖ボランティア「ほたるの貝」代表の野口輝雄さんが養殖したものです。 野口さんは、教員だった10年程前からカワニナの養殖に取り組んでいます。 2ミリから5ミリに成長したカワニナの稚貝を、東春近の2か所の川に1,500匹ずつ放流しました。 このうち旧大沢川では、近所の子どもたちも集まり、川に放していました。 去年もこの場所にカワニナを放流したところ、今年は蛍が多く見られたということです。 野口さんは「この時期はちょうど蛍の幼虫が孵るので、カワニナを食べてしっかり育つと思う。来年も蛍の発生に期待したい。」と話していました。