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伊那商工会議所が市に要望

市街地にぎわいルート開拓などを提案

伊那商工会議所が市に要望

 伊那商工会議所は18日、市役所を訪れ、小坂市長、三沢岩視市議会議長あてに06年度事業に対する補助金・委託金の要望と事業提案をした=写真。
 事業は地域総合振興事業、小規模事業経営支援事業、雇用対策事業を柱とする14項目。空き店舗を活用したにぎわいのまちづくりを含む商店街活性化イベント事業、伊那北駅周辺整備・空き店舗対策検討支援、仕事に必要な知識の習得や能力の向上を目的とした「トータルビジネス創造学院」事業などにも力を入れる。それらの事業にかかわる要望額として2900万円(前年比400万円増)の交付を要望。
 市への事業提案は▽市街地にぎわいルート開拓・案内標識の設置調査▽権兵衛トンネル出入り口付近への駐車場設置と羽広のウォーキングコースの整備調査▽ローメンに次ぐ新たな健康志向型の「食」資源調査竏窒ネど5点を挙げた。
 向山公人会頭ら4人が来庁し、要望事項を説明。向山会頭は「市街地活性化は各店が本気で取り組むことを前提に進めている。産業集積地の充実を図るよう成果を上げたい」と理解を求めた。
 小坂市長は「合併を控えているので、新規事業は6月の補正となる。権兵衛トンネル開通、合併と大きな変化に対する施策を考えていかなければならない」と述べ、商工会議所の意見を聞く場を設けていきたいとした。

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