迎え盆の伝統行事 まんど振り
迎え盆の伝統行事「まんど振り」が、13日に上伊那各地で行われました。 このうち、南箕輪村大泉では、およそ100人が参加してまんど振りを行いました。 PTAが中心となって、地区住民の協力のもと200本のまんどが用意され、子ども達が火のついたまんどを勢いよく回していました。 まんど振りは、上伊那地域で行われている伝統行事で、火をつけた麦わらを回して祖先の霊を迎えるものです。 大泉では伝統を継承していこうと大麦を育てているほか、子ども達に回し方の指導をしています。 まんど振りの最後には、通常の4倍ほどの大きさの「太鼓まんど」に火をつけ、大人たちがまわしていました。 南箕輪小地区子ども会の清水光也会長は「迫力があって子ども達には良い経験になる。伝統として今後も続けていきたい」と話していました。