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スクールガード養成講習会

スクールガード養成講習会

 各地で相次ぐ学校への不審者侵入や児童殺害事件などを重くみた文部科学省が05年度から新たに取り組みを始めた「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」を受けて創設されたスクールガードの任務について理解を深めようと県教育委員会は18日、スクールガード養成講習会を駒ケ根市の県看護大で開いた。上伊那各地のスクールガードのほか、小中学校や市町村の担当者ら約40人が参加。スクールガードの役割や責任などについての説明を聞き、実技講習として護身術の指導を受けた。スクールガード・リーダーの小出光恵さんと篠原昭夫さんは通学路パトロールの方法やポイントなどについて体験を交えて詳しく説明した。
 護身術の講習では、襲われた時の対応について駒ケ根警察署生活安全刑事課の前島昭文係長らが「腕をつかまれたらまず手の指を開くこと。腕が太くなり、振りほどきやすくなる」などと説明しながら実技指導をした=写真。2人組みになって言われた通りやってみた参加者らは「本当だ」などと感心しながら何度も繰り返し練習していた。

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