みのわ健康アカデミー音楽講座
熟年者の健康づくりに取り組む箕輪町の「みのわ健康アカデミー」の音楽講座が18日、町文化センターであった。学生は呼吸法を学び、皆で歌い、心を元気にした。
個々のトレーニングに加え、学生皆が参加する月1回の集団健康講座。健康を広く捉え運動だけでなく文化的要素も取り入れ、精神の健康づくりをしようと開いた。
講師は、信州大学教育学部芸術教育の池田京子教授。ドイツリート、オラトリオ、声楽教育を専門とする。
池田教授は、「寝ることはとっても大切。良い、深い眠りのために深い呼吸が大切」と、呼吸法を指導。足を肩幅に開いてまっすぐ立つ、おへそに親指をあて眉間から息が出るイメージで息を吐き出す-と教えた。学生は鼻腔に響かせるよう意識しながらソミドの音階をハミングで歌う練習などもした。
4グループに分かれてグループごとに異なるリズムを手で打ち、全体で合わせるリズム打ちにも挑戦。手話を覚えて「ふるさと」の歌を手話と一緒に歌うなど、体を動かしながら音楽を楽しんだ。