各地で地震を想定した訓練
伊那市、箕輪町、南箕輪村で大規模な地震を想定した防災訓練が3日、行われました。 伊那市では、伊那中学校を主会場に行われました。 今年は、伊那中学校の生徒も一緒に訓練に加わり避難支援や救護などに参加しました。 訓練は、震度6弱の地震が発生した想定で行われ、午前9時に荒井・西町の地区の住民が中学校のグラウンドに避難し、避難状況を報告していました。 体育館では上伊那医師会による、けが人の処置の優先順位を判断するトリアージが行われました。 グラウンドでは、災害時に使用する車両や人命救助のための資材の展示が行われた他、体験コーナーも設けられました。 参加者は、訓練用の消火器を使って放水したり、火災時の煙を体験していました。 主会場となった伊那中学校には、およそ1,100人が集まり子どもたちや地区住民が防災に関する知識を深めていました。
村長がテレビを通じて情報提供
南箕輪村は、震度6の地震が発生した想定で訓練が行われました。 役場に災害対策本部が設置され職員が被害状況の把握や情報の共有につと努めていました。 また唐木一直村長が被害の状況などを伊那ケーブルテレビの放送訓練で住民に伝えました。 伊那ケーブルテレビでは、伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村の防災訓練の模様を生中継しました。