南アルプスむら長谷の整備計画示す
5年かけて整備へ
伊那市が再整備を進める南アルプスむら長谷について、今年度から5年計画で実施する考えを、4日に示しました。 4日は、伊那市議会全員協議会が市役所で開かれ、整備の計画が示されました。 5年間の計画で進められ、今年度は大型バスが停められる駐車場を6,000万円かけて整備する考えです。 来年度以降は、マウンテンバイクの拠点整備や案内看板の設置、既存施設の工事を行います。 総事業費は、1億1,800万円を見込んでいます。 現状の課題として、クロワッサン以外に名物がないこと、マウンテンバイク事業との連携がとれていないことなどをあげていて、これらの解決に向けた既存店舗による新商品の開発、観光協会との連携強化などを施設の整備に合わせて進めていきます。 南アルプスむら長谷は、年間14万3,000人が訪れていて、整備完了後の平成33年には、1万7,000人増の16万人を目標にしています。 市では、今後実施を予定している自動運転サービスやドローン物流などにも対応できる整備を進めていきたいとしています。