楠洲流聖楠会詩吟大会 バングラデシュ兄弟が吟詠
上伊那の詩吟愛好者でつくる楠洲流(なんしゅうりゅう)聖楠会(せいなんかい)の吟道大会が、17日伊那市のいなっせで開かれました。 今年は、日本の文化に親しもうと詩吟を始めたバングラデシュの小学生の兄弟が、吟詠を披露しました。 詩吟を披露したのは、伊那西小学校に通う6年生の兄・ムヒブル・ラフマン君と、4年生の弟・ザヒン・ラフマン君です。 父親のマフズル・ラフマンさんが、2007年から信州大学農学部に留学していて、一家は南箕輪村で暮らしています。 日本の文化を学びたいと、8月から詩吟を習い始め、毎日10分ほど練習してきました。 暗唱で詩を吟じた二人に会場から拍手が送られていました。 楠洲流吟道大会は、今回46回目となります。 大会には400人が参加し、個人や団体で歌を披露していました。