ハワイ向けの米を収獲
Wakka Japan(ワッカジャパン)出口さんが稲刈り
国産米の海外輸出を手掛ける札幌市の企業、ワッカジャパンは、今年から伊那市長谷の水田でハワイ向けの米の生産を始めました。 24日は、その第1号となる稲刈りが行われました。 長谷、非持地区にある田んぼは、眼下に美和湖が広がるロケーションです。 ワッカジャパンの出口友洋社長。 初めて自社生産にチャレンジする場所として、ここを選びました。 生産したのは、健康志向のアメリカ人の需要にあわせ、胚芽が3倍あるという門外不出の幻の品種、カミアカリ。 黄金色に穂を垂れています。 広さ4アールの田んぼでは、10アール換算にして10俵の米がとれるほどの豊作になりました。 この日収獲した米は、玄米として船便でハワイに発送され、12月のクリスマス商戦には、ホノルルにあるワッカジャパンの店舗に並ぶことになっています。 来年は、このカミアカリの栽培面積をさらに拡大する計画です。