応急危険度判定士 養成講習会
地震で被害を受けた建築物が引き続き使用できるかどうかを判定する応急危険度判定士の養成講習会が、28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。 講習会には、上伊那の建築士12人が参加しました。 応急危険度判定士は、地震の際に被害を受けた家屋が、引き続き安全に使用できるかどうかを応急的に判定します。 建築士会上伊那支部の要望を受けて、長野県が初めてこの時期に新規登録希望者の講習会を開きました。 判定士は、地元で発災した場合、避難所となっている場所が安全かどうかを判定します。 また、他地域で発災した場合、長野県の要請を受けて派遣され、一般住宅の判定を行います。 長野県内には現在、1,519人、上伊那には、143人の応急危険度判定士がいます。 県内全体では2,000人の登録を目標にしているということです。