消防隊員と消防団員が連携を確認
上伊那広域消防本部の隊員と消防団の幹部が火災発生時の連携を確認するための検証会が6日、伊那市の伊那消防署で行われました。 検証会には、上伊那広域消防本部の隊員27人と、上伊那8市町村の消防団の幹部26人が参加しました。 上伊那広域消防本部の火災の出動基準は、災害の規模や状況によって4段階に定められています。 今回は、一般的な住宅での火災を想定した第1出動による指揮体制について検証しました。 現場指揮本部が設置され、被害の状況を確認した後、消防団員に指示が伝えられました。 その後、意見交換が行われました。 消防団員からは「慌ただしい現場で誰に声をかけるのが適正か教えてほしい」「交通規制など警察との連携も強めたいので訓練に関係機関も参加できたら良いと思う」といった意見が出されていました。 検証会は今年で3年目で、広域消防本部では「実際の現場で更なる連携がとれることを目指して課題などをもう一度確認していきたい。」としています。