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大政奉還から150年 特別展「庶民が見た幕末」

大政奉還から150年 特別展「庶民が見た幕末」

徳川幕府が大政奉還してから今年で150年となります。 14日から、箕輪町の幕末をテーマにした箕輪町郷土博物館の特別展が始まりました。 「庶民が見た幕末~箕輪郷騒動記~」と題した特別展では、当時の箕輪郷で起こった2つの出来事「水戸浪士の松島宿止宿」と「太田領離脱騒動」を取り上げていて、関係資料23点が展示されています。 「水戸浪士の松島宿止宿」は、当時の箕輪郷には、松島宿という宿場町があり、水戸浪士が宿泊した出来事です。 水戸浪士の一行は、尊王攘夷の志をのちの徳川慶喜に訴えるため、伊那街道を通り、京都に向かいました。 もうひとつは、「太田領離脱騒動」です。 こちらは、江戸中期から箕輪郷のおよそ半分を治めていた太田氏の具足です。 太田領は年貢が高く領民に不満がつのっていたことから、明治新政府が成立したことをうけ、太田領を離脱したいという騒動が起こりました。  特別展「庶民が見た幕末」は、来月12日まで、箕輪町郷土博物館で開かれています。 22日と来月11日には展示解説、今月29日には太田氏ゆかりの地を歩くイベントが行われます。    

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