美篶小資料館に新資料が寄贈される
旧陸軍伊那飛行場に関係するものか
伊那市の美篶小学校資料館に旧陸軍伊那飛行場のものと思われる新たな資料が寄贈され、関係者を集めての勉強会が、今日開かれました。 寄贈されたのは、高さ50センチ、重さ5キロの旧陸軍伊那飛行場にあった飛行機の一部と思われる残骸です。 14日は、美篶小資料館運営委員会の委員らおよそ10人が集まり、副委員長の矢島信之さんが寄贈された経緯などを説明しました。 飛行場の廃止に伴い美篶上川手の酒井玄太郎さんが自宅に持ち帰り街灯の土台として使っていたものを家族から譲り受けたものです。 矢島さんは、「50年ほど前は、牛の飼い葉入れとして使っている家もあった」と話していました。 委員の一人がインターネットで調べたところ、旧陸軍の戦闘機の先端によく似ていることが分かり、「補修用においてあった部品かもしれない」と話していました。 美篶小資料館運営委員からは、「伊那飛行場に関するものを改めて募り展示してはどうか」などといった意見が出されていました。