狐島区防災講演会でNHKアナが講演
伊那市の狐島自主防災会主催の防災講演会が、15日に開かれ、NHK長野放送局のアナウンサー関根太朗さんが講演しました。 関根さんは、NHK長野放送局の番組「知るしん」のキャスターなどを務めています。 ラジオ番組「ゆる~り信州」では、今年度から、県内の防災活動に取り組む団体を取り上げるシリーズ番組を企画していて、狐島自主防災会も出演しました。それが縁となり、今回の講演会が実現しました。 関根さんは、県内各地の防災団体の活動を取材する中で、出演者の発言から印象に残った言葉を紹介しました。 今年5月に飯山市で土砂崩れが発生しましたが、人的被害がなかったことについて、「住民から川の水が濁っているという前兆情報が寄せられ、それに基づいて避難勧告を発令することができたそうだ。いつもと何か違うと感じられることが大切だ」と話していました。 狐島区は、伊那市内でも自主防災会の活動が活発な地域です。 講演会には115人が参加し、講演に耳を傾けていました。