ドローンフェス始まる
小型無人機ドローンの祭典「ドローン・フェスin INA Valley」が18日から伊那市長谷と高遠町を会場に4日間の日程で始まりました。 初日の18日は、長谷の美和湖公園でドローンの最新技術のデモンストレーションが行われました。 伊那市は、官民協働でIoTを活用した新産業技術のまちづくりに取り組んでいます。 これまで、ドローンを使った物流や松くい虫対策の実験を行っています。 フェスは、ドローンに関する技術開発や事業展開に向けた伊那市の取り組みを発信しようと行われるものです。 全国から技術者や企業が集結し、18日は8つの企業が伊那市が力を入れる獣害対策や物流などテーマに沿った技術を披露するデモフライトをしました。 このうち東京にある企業は、長時間の連続飛行が可能な有線型ドローンを紹介しました。 ドローンとデータ通信や電源を供給するケーブルが繋がっていて、最大122mの高さまで飛行できます。 災害時に人が近づけない場所の状況把握などで活躍が期待されるということです。
これは、有害鳥獣の生息調査や追い払いを目的とした地上型のドローンです。 赤外線カメラを搭載し夜間でも遠隔で操作でき映像も確認することができるということです。 18日は、誰でも観覧できるとあって、多くの人が最新の技術に触れていました。 19日は、長谷の鹿嶺高原を主会場にはく製の鹿を探す競技が行われる予定です。 伊那ケーブルテレビでは、19日と20日の午前8時30分から122chでその模様を生中継します。